01.metempsychosis
誰も彼もただ目を逸らす感覚
今でもそれをただ諦めているの
呑むアイロニ 糾った価値を照らし出す望郷
耳朶に触れて患った声も聞こえなくなる際
この視界を紡ぐ純真さは
風化しないのに
揺れる
廻る
怯える
この系譜
朽ちてく隘路に願い、重なっても
正しくあれない
飼い慣らされていた曖昧さも
知らないままで良い
このストーリーが原罪なら
同じ言葉、祈りを燃やしたい
揺れる
廻る
怯える
揺れる
この先天性、符号
解ける?
誰も彼もただ目を凝らす感覚
今でもそれをただ慰めているの